KONRIN'S GARAGE


 ご自分で整備される際に注意していただきたい点があります。
説明の中にもありましたが
第一に、「自分に怪我のないこと>
第二に、「車両破損のないこと」です。

最近ご自分でスバル360の整備を始めた方への
解説をしております

作業中にボルトを折ってしまった経験を
お持ちの方も多いと思います
トルクレンチを使えば問題ないのですが
エンジンの組立等の場合を除き、
メガネ等で締付けるのが一般的だと思います。

そこで、トルクレンチを使わなくても
ボルトを折らないために練習しましょう

ここでは、ボルトを折らないための解説です
適切な締付トルクとは別の話ですので
誤解のないように願います。


まず、ボルト、ナット、ワッシャーを
用意します

ここでは、M6のボルト・ナットを
使用します
ボルトを通せる大きさの穴が開いている
ステー等をバイスに固定します

バイスがない場合は、ステーを誰かに
もってもらうか、適当な場所に挟み込みます
何れの場合も怪我のないよう慎重に・・・
ステーの穴にボルトを通し、反対側にナットを
入れます

(今回は両側に平ワッシャーを入れました)
両側にメガネをあてて締付けていきます
どんどん締めていくと「グニャ」となります

スパナを使うと、滑って怪我をしますので
使わないようにしてください
こうなった時には、もう遅いです
ご覧のように折れてしまっています

M6のボルトは、とても簡単に折れます。
何回も練習して、体で覚えてください
実車ではないので、いくら折ってもOKです
M8までなら、簡単に折れるのが
分かると思います

ここで、強化ボルト等を使用すると
練習する意味がないので、普通のボルトを
使用してください

また、エンジン、ミッション等の相手側が
アルミの場合は、もっと弱いトルクで
相手側がナメってしまいますので
注意が必要です
使用する工具は、メガネを使用するのが
基本です

スパナはボルト等の頭を傷めるので、
使わないようにしましょう

モンキーやプライヤーを使って締めるのは
論外です

 工具について
こちらでも紹介しておりますので
ご覧ください


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