【スバル360のページ】
個人で作業する際には、怪我や車両破損のないように
十分注意の上、各自の責任で作業してください
いかなる損害に対しても、当方で責任はもてません
ブレーキマスターのオーバーホールを行ったので、 作業内容をご紹介いたします ブレーキ関係は命に係わる非常に重要な部分です 実際の作業は整備工場にお任せすることをお勧めします |
部品取りのマスターシリンダです | |
ブーツを外すと、オエ〜って感じです 虫食いが無ければ良いのですが とりあえずチャレンジします |
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分解前に外側の清掃作業から行います ご覧のとおり綺麗になりました |
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ロッドの錆や汚れも綺麗にします 再メッキをすれば新品みたいになりますが とりあえず、このまま使用します |
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分解したところです シリンダの内面の状態も良かったので リペアキットの交換作業を行います |
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ピストンも再使用できそうなので 今回は「制研」のリペアキットを使用します |
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スバル360用のものが用意されています | |
リペアキットの中身です ピストンのカップを2種類の中から選択して 使用するようになっています |
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内側各部の清掃・点検作業を行い バルブシートから組み付けます バルブシートには、組み付け方向が あるので注意が必要です |
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平らな面を手前側にします 少しラバーグリスを塗った方が 入れやすいと思います |
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組み付けに使用するラバーグリスです | |
ドライバーの柄の部分を利用して 奥まで入れていきます 途中で向きが変わらないように注意 |
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奥まで入ったら、再度向きを確認します | |
チェックバルブとスプリングです | |
写真の方向で入れます | |
プライマリーカップと ピストン(カップを組んだもの)です もちろんラバーグリスを使用します |
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プライマリーカップを奥側にして 組み付けます ワッシャーとリングを取り付けます |
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ブーツとロッドを取り付けて完了です | |
2005/12/04 マスターシリンダのピストンが戻らないので 確認のため分解しました (上記のマスターシリンダとは別のものです) |
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フロアマットをめくると ペダルのところにボードが あります |
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ボードを外します | |
マスターシリンダが見えます | |
ストップランプスイッチの配線を外して リザーブタンクからのホースも外します フルードが出てくるので ペットボトル等で受けます |
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割りピンを外してから ペダルとロッドをつないでいる ピンを外します |
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ロッドが外れた状態です この段階で ブレーキパイプのフレアナットを 少し緩めておきます その後、マスターシリンダを 固定しているボルトを外します |
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フレアナットとボルトを外し マスターシリンダを取り外します |
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外れたマスターシリンダです | |
原因はピストンカップにありました ピストンに合わないカップが 付いています ちなみに組んだのは 私ではありませんので 誤解のないように m(__)m |
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内部の清掃確認を行います リザーブタンクのホースを 取り付けるところを外すと 穴が二つあります 左の小さい穴が閉塞していると ブレーキが引きずる原因になります 荷札の針金等で必ず貫通を確認 してください |
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今回のピストンは 「制研」のリペアキットが合いません |
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こちらのピストンは 「制研」のリペアキットが使えます カップの入るところの リブの位置が違うのが判ると思います |
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そこで 「ミヤコ」のインナーキットを使用しました |
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ピストンを交換するときは 必ず長さを確認してください 長さが違うと 引きずり等の原因となります |
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写真の順番で組み立てます 「ミヤコ」のキットは チェックバルブのシートに 向きはありません |
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マスターが完成しました | |
元通りに車体に取り付けてます リザーブタンクのホースも取り付けます ロッドとピストンの間に 若干の遊びがあることを確認します 長さの確認ができたら 割りピンを忘れずに付けます エア抜きをして終了です |
できれば一緒にストップランプスイッチを交換するのが良いと思います
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